


サステナブルシティビジネス事業部に所属する部長が集まり座談会を実施。部署の役割や将来性、理念を体現する取り組みや部長職のやりがいなどを語りました。

DX(デジタル・トランスフォーメーション)で安心・安全・快適な暮らしを実現する。
―皆さまの部署の役割をお聞かせください。
鈴木 空間情報ソリューション部では、都市やインフラに関するDXの事業を推進しています。私たちの暮らしを支える電力や通信、プラント、不動産などの都市やインフラなどの分野には、設備の老朽化、労働力人口の減少、災害の甚大化といった共通の課題があります。これらの課題に対し、GIS(Geographic Information System)、デジタルツイン、画像AI(Artificial Intelligence)、点群解析といった私たちの持つ基盤技術およびソリューションを提供し、お客さまのDXを推進しています。30年以上の歴史を持つ空間情報ソリューション「GeoMation」※1を中心としながら、「災害対策」「広域保全」「プラント保全」の3分野へのソリューションを提供しています。
町田 自動車業界はいま、SDV(Software Defined Vehicle)というキーワードを主体とした変革が起きています。これまでは、ハードウェアで車の価値が決まっていましたが、今は違います。クルマの価値が内部に導入されているソフトウェアによって決まり、頻繁なアップデートを行うことでいかに性能・機能を更新していけるかが求められているのです。オートモティブソリューション部の使命は、SDV時代において、確かなソフトウェア技術とソリューションを提供していくこと。当社全体の技術やソリューションを統合して新たな価値を生み出すことをめざしています。
柴田 私たちは、中部地区の大手自動車メーカーをメインの顧客として、自動車の製造から販売、アフターサービスに関わるさまざまなシステムの構築・保守を行っています。お客さま先で、お客さまと密に連携し働くメンバーも多いです。町田さんがおっしゃるように、自動車業界はいま大きな変革の時。私たちにかかる期待と責任も年々大きくなっていますね。
―事業の中でニーズが高まっている点や特に力を入れている部分をお聞かせください。
鈴木 近年は大きな災害が頻発しているため、災害対策の分野のニーズが高まっていると感じます。たとえば、地図上のデータにリアルタイムな気象情報を重ね合わせて分析するシステムや災害復旧現場での情報共有のためのシステムなど。インフラ設備の復旧に関わる重大な仕事に、大きな責任を感じています。
柴田 私たちが力を入れているのは、提案型のソリューション提供です。これまでは、要件や要望をお伺いして求められているものを納品する形が多かったですが、実績を重ねるにつれて、検討や構想段階から声がかかるようになり、「何をつくるか」ではなく、「何が必要か」をともに思案させていただく機会が増えました。これまでのお客さまとの活動が評価され信頼関係を構築した証だと感じています。ソリューション提供にあたっては、QCD(Quality:品質、Cost:コスト、Delivery:納期)の中で、特にQuality:品質を意識しています。品質と一口にいっても、その定義は非常に難しいです。お客さまが真に望む品質を把握し、品質保証のプロセスを定義し合意を得たうえでプロジェクトを推進しています。
町田 ニーズという観点では、冒頭でもお話ししたとおり私たちの事業全体において非常に高まっていますね。自動車からの情報収集、収集データの分析、ソフトウェアの開発および運用、ソフトウェアのアップデート、AIモデルの開発および運用、クラウドネイティブな開発環境など、さまざまな技術が必要となってきています。

変化の激しいIT領域。見据えるのは、時代の先。
―日立ソリューションズが推進する「サステナビリティ経営」やミッション、ビジョン、バリューを、どのように体現していますか?※2
鈴木 私たちの仕事のやり方は「時代の先を見つめ、変化を先駆ける。確かな技術と先進のソリューションで、地球社会の未来をみんなと切り拓いていく。」という企業理念を体現していると感じています。たとえば、石油化学メーカーとの協創案件です。そのお客さまは、働き方改革法案の適用などもあり急速に現場のDXを推進しようと考えていました。当時の私たちには、石油化学メーカーの業務知識はほとんどありません。しかし、他業種での経験を元にお客さまに寄り添いながら、ITのプロとして課題解決に取り組みました。単にツールを提供するのではなく、仮説を立てPoC(Proof of Concept)を重ねながら真のニーズを引き出し、複数のサービスを組み合わせて、必要な機能を順次提供しました。お客さまとの協創によりソリューションを開発し、課題を解決していくというプロセスが、企業理念を具現化できていると思うのです。
町田 鈴木さんと同じく、私も企業理念を非常に意識しており、特に「時代の先を見つめ、変化を先駆ける。」を大切にしています。部長としての職務において、部内の業績は非常に重要で、需要が高い仕事に取り組むことはもちろん欠かせません。一方で、ITの変化のスピードは非常に早く、常に新たな技術が求められます。そのため、今は市場規模が小さい分野でも、未来の可能性まで見据えてチャレンジする必要があるのです。売上やリソースなどの「現在」と、「時代の先」をバランスよく見極めながら、変化を先駆けられるように取り組んでいます。大切にする価値に「ワクワクを広げる」という言葉もありますが、これからを担う社員たちが、可能性に満ちた分野をワクワクしながら成長させて行ける風土づくりが欠かせませんね。
柴田 お客さまのサステナビリティに貢献できるようなソリューション提供に、まさに今取り組んでいます。自動車業界に限らず、さまざまな会社で、環境へ与える影響に関するデータの開示の動きが高まっています。私たちが提供するのは、お客さまの調達から出荷までのフローの中での環境情報の視覚化・一括管理です。環境情報とは「この工程ではこれくらいのCO2が排出されている」「この段階でこれくらいロスが出ている」などの具体的な数値のこと。それによりお客さまは「この工程でオペレーションを改善すべきではないか」など、策を講じることができ、サステナビリティを推進していくことができます。また、「オープンに力を合わせる」ことも意識しています。お客さまの要望をお伺いし、新規で開発をすることもありますが、日立ソリューションズや日立グループには既存のパッケージも多く存在しています。スクラッチ開発にとらわれず、自社全体やグループまで視野を広げながら連携を図り、お客さまに適切なパッケージをご提案しています。

お客さまの課題を解決し、ともに成長していく。
―部長としてのやりがいをお聞かせください。
町田 自分の裁量で判断できる範囲が非常に広く、スピード感を持って意思決定できることがやりがいですね。組織としての方針を定め、人財を育てて配置し、社会に大きな影響を与えていく。その中でお客さまの事業成長に寄与できたり感謝の声をいただけたりすることや、メンバーが成長して昇進をしていくことに喜びを感じます。責任の大きさはもちろんありますが、その反面、面白さを感じています。
鈴木 自らの意思決定が社会を動かしていくやりがいは、私も感じています。ソリューション開発においては、市場調査やお客さまの声、自社の技術、他社動向などさまざまな情報を元に方針を決め、投資をし、プロモーションや営業支援を行う部隊とも連携しながら拡販していくというプロセスを踏みます。そのようなプロセスの随所で意思決定を行うのが部長職の仕事の一つ。方針が的中してソリューションの需要が高まり、多くのお客さまに喜んでいただけたときの喜びは、何にも変えられません。
柴田 部のメンバーがスキルと経験を積み重ねて成長し、お客さまの評価とともに市場価値を高めていく。そこをサポートできることが私のやりがいですね。メンバーの成長には、本人の努力以外に人財の配置や風土作りが大きく左右します。そのため、プロジェクトが円滑に進められるように流動的な人財の配置を実施しながら、メンバーがプロジェクト終了後に少しでも成長を実感できるような体制づくりを大切にしています。
鈴木 人財育成も私たちの大きな役目ですよね。当社には海外での研修制度も存在します。優秀な人財が長期で抜けてしまうことは、正直、部としては痛手ですが本人にとっては、大きなチャンスであり、飛躍のきっかけとなり得ます。メンバーの成長を第一に背中を押すことも、部長に必要な能力ですよね。

―最後に、部署がめざす将来像についてお聞かせください。
鈴木 「GeoMation」というソリューションを持っていることが、私たちの部署の特徴であり強みです。そしてこのソリューションは、常にお客さまの要望を反映させて、協創をしながら、改善を続けてきました。そして部内には、プロモーションやアライアンス、営業活動を推進する部隊、ソリューションの開発をする部隊、お客さまのニーズに合わせてカスタマイズをしながらソリューションを導入する部隊、導入後のサポートをする部隊など、多様な部隊が存在します。今後もお客さまを中心としながらそれぞれが自律的に連携し、新たな価値を社会に届け続けることで都市・インフラの維持に貢献していきます。
町田 ソフトウェアが自動車の価値を決めるSDV時代において、そのソフトウェア開発を牽引する組織をめざしています。私たちは組み込みソフトウェア開発ができる一方で、クラウドサービスの開発やパッケージ開発なども担います。その強みを活かし、組み込みソフトウェアからクラウド、開発環境やパッケージなど、トータルでの提供にこれまで以上に取り組んでいきます。そのために必要なのは、即戦力として活躍しながら、私たちとは違う視点で変化を生み出してくれる人財だと考えています。
柴田 私たちがこれまで築いてきたのは、お客さま先の現場でのノウハウや対応力です。この強みは引き続き継承していきながらも、製品をサブスクリプションで提供するサービス形態の割合を増やしていきたいと考えています。現場でアンテナを高く張り、お客さまのニーズを迅速に察知し、それを製品開発に反映させる。お客さまとともに成長していけるような組織をつくることが目標です。
※1「GeoMation」は、日立ソリューションズの登録表記です。
※2詳細は下記よりご覧いただけます。
https://www.hitachi-solutions.co.jp/company/vision/
当社採用情報については、下記もご覧ください。
■新卒採用サイト
ひとと、ソリューション。|日立ソリューションズ新卒採用 (hitachi-solutions.co.jp)
■キャリア採用サイト
キャリア採用|日立ソリューションズ (hitachi-solutions.co.jp)
■採用パンフレット デジタルブック
Recruiting Guidebook「VOICE」 (hitachi-solutions.co.jp)

