From inside

Feature

最新テクノロジーで、夢を現実に変えていく。

久保田 俊司
ITプラットフォーム事業部
運用管理システム本部
オートメーションソリューション部 部長

渡邊 歩
ITプラットフォーム事業部
デジタルアクセラレーション本部
サービスソリューション部
シニアOSSスペシャリスト

本瀬 真二郎
ITプラットフォーム事業部
プラットフォームソリューション本部
ITエンジニアリング部 部長

ITプラットフォーム事業部に所属する部長が集まり座談会を実施。部署の役割や将来性、理念を体現する取り組みや部長職のやりがいなどを語りました。

市場の最新のニーズに 最新の技術で応える。

―皆さまの部署の役割をお聞かせください。

久保田 オートメーションソリューション部では、お客さまのシステムのジョブ実行を自動化するジョブ管理製品の開発を行っています。BtoB(Business to Business)向け製品のため普段の生活で目にすることはありませんが、鉄道、銀行など、生活に必要なさまざまなシステム・サービスの運用を支えています。たとえば銀行を例に挙げると、15時に営業が終了してからも、お金の集計や翌日に向けた各種準備を行います。その作業にはさまざまなシステムが導入されていますが、すべてを人の手で素早く間違いなく処理するのは難しく、手間もかかります。そこに、ジョブ管理製品を用いることで一連の処理を自動化し、処理の進捗状況も確認できるのです。

渡邊 この製品は30年以上前に誕生したロングセラー商品ですよね。

久保田 そうですね。情報システムがメインフレームからオープン系システムに移行していく中で早い段階から製品提供を開始し、お客さまのニーズにお応えすべく製品に磨きをかけて続けてきたことで国内トップシェアを誇っています。

本瀬 ITエンジニアリング部はミッションクリティカルのシステムで利用される日立製品の開発を行ってきた部署ですが、製品開発で培った技術力を活かし、生成AIやパブリッククラウド、データ利活用など、トレンドとなっている技術に関するソリューションにも力を入れています。特に生成AIは「このように活用したい」というよりも「生成AIを使って何かできませんか?」というようなレベルのご相談が多いため、現状の課題や業務フローなどをヒアリングし、「どの業務の効率化が必要なのか」「業務の自動化が必要なのか」「全社員が利用できる生成AI基盤を作るか」とさまざまな選択肢の中から適切な活用法をご提案するコンサル業務も活発になっています。

渡邊 私のチームは、サービスソリューション部の中で、SBOM(Software Bill of Materials)やOSS(オープンソースソフトウェア)の利活用を支援しています。SBOMとは、ソフトウェアの構成要素や依存関係をリスト化した一覧表のこと。コンポーネントの名称やバージョン、開発者の情報、ライセンスデータ、 依存関係などの情報が含まれている、ソフトウェアの部品表のようなものです。SBOMを活用することで、ソフトウェアの脆弱性やライセンスの管理、サイバー攻撃への対策などを行うことができるため、システム開発を担う企業やシステムを導入する企業において関心が高まっています。私たちはSBOMという技術要素が注目され始めた当初からこの分野に力を入れており、国内有数の専門家集団であると自負しています。もう一方のOSSは、ソースコードが公開されており、誰でも無償で改変や再配布が可能なソフトウェアのこと。OSSを使ってつくられているソフトウェアのSBOMを作成し、脆弱性の管理や品質の担保を担うのです。つまりSBOMという技術要素を用いてOSSを管理し、利活用につなげているイメージですね。

私たちが見据えるのは、 お客さまの持続的な成長。

―日立ソリューションズが推進する「サステナビリティ経営」やミッション、ビジョン、バリューを、どのように体現していますか?※1

本瀬 あるお客さまに向けて、生成AIを用いたお客さま社内向けチャットボットを開発したプロジェクトが、サステナビリティ経営に貢献できたと感じています。そのお客さまは、社内からのさまざまな問い合わせに対して人間が対応する手間を課題としており、私たちに声がかかりました。そこで社内インフラにチャットボットを設置し、Fit&Gapベースで推進し、利用者ガイドラインの整備から定着までを支援することで、効率的、かつ迅速な全社展開を実現し、問い合わせの効率を大きく向上させることができました。業務効率を上げることは人件費の削減や本業に充てる時間の増加につながり、それが持続的な成長の基盤にもなります。

渡邊 生成AIは社会的なトレンドですが、やはり引き合いは多いのですか?

本瀬 昨年から問い合わせは急増しています。一方で、課題解決に向けたPoC(Proof Of Concept)をした段階で導入を断念される企業が多いことも事実です。まだ正解がない分野であるため、私たちもお客さまも試行錯誤しながら最適な活用方法に近づいていっている段階ですね。

久保田 私がミッションとして意識しているのは、企業理念の一節である「時代の先を見つめ、変化を先駆ける」です。担当しているジョブ管理製品は30年以上の歴史がある製品ですが、もちろん当時から常にアップデートを重ねています。IT技術は常に進化し続けており、お客さまが導入するシステムも日々変化しています。時代の動きを常に察知し、あらゆるシステムやお客さまのニーズにいち早く対応することで、トップシェアを保持できているのです。また、本瀬さんのお話同様、ジョブ管理製品そのものがお客さまのサステナビリティ経営につながるツール。この製品の開発を通じて持続的な成長に間接的に貢献しているのです。

渡邊 私が印象に残っているのは、お客さま企業内のプロセスやガイドを整え、OSSを利活用しやすい環境にするためのコンサルティングをしたプロジェクトです。OSSは、先進技術やトレンドへの追従、スピード感のある開発のために、コミュニティで開発されたソフトウェアを活用するもの。この企業にも同様のニーズがあり、OSS活用を検討していたのです。ところが、この企業にはOSSを活用した前例がなく、利用するための社内ルールもない。そこで私たちが入り込み、利用のためのルールやガイド、プロセスを整理して、適切かつ効果的にOSSを利用できるような環境整備を先導しました。新たな挑戦ということで、今後の経営方針にも密接に影響するこのプロジェクト。お客さまのこれからの持続的な成長に貢献できたと考えています。

部長の仕事は、ビジョンメイカー。

―部署のマネジメントにおいて大切にしていることをお聞かせください。

渡邊 部長職の私は、ビジョンメイカーであるべきだと考えています。SBOMにいち早く取り組んだときもそうですが、「数年後の未来はどうなっているだろうか」「そのなかで私たちはどのような存在であるべきか」「そのために今何に取り組むのか」というビジョンを描き、メンバーたちに夢を語る。その夢に共感してくれた仲間たちがお客さまに真摯に向き合い、ビジネスを形づくっていく。そして、私には想像もつかないようなアイデアでビジネスを成長させてくれる。部の仲間たちとはそんな関係性でありたいと考えています。

久保田 夢を語り、共感をしてもらうことは私たちの大きな使命ですよね。私も中長期での戦略立案には力を入れています。さまざまな市場レポートや将来予測からこの先の社会の姿を想像し、未来においてジョブ管理製品に求められる機能を予想し、メンバーに共有します。ただ、5年後のニーズを今話してもなかなか興味を持たれづらいのは事実。渡邊さんが夢を語って伝えていくように、私自身の想いと未来予想を図式化して、わかりやすく、面白く理解してもらえるような伝え方を意識しています。未来の種を今から蒔いておくことで、たとえばメンバーがテレビやWebで情報に触れた際「この技術、久保田さんが話していたものだ」と思い出すきっかけにもなります。他社に先駆けた開発という意味でも、メンバーの知見を広げるためのインプットという意味でも、ビジョンメイクは必要ですよね。

本瀬 私はバリューにある「挑戦を支える」を意識したマネジメントに取り組んでいます。かなり思い切った施策なのですが、「成長のために新たな技術を学びたい」「スキルを広げるため、新たな開発言語を身につけたい」「アイデアの事業化に挑戦したい」などの挑戦への意欲を持つメンバーに対して活動資金を認可し、背中を押す仕組みをつくりました。管理職として挑戦を本気で応援する姿勢を見せることで、ワクワクしながら自分を高められるような風土をつくっています。まだ応募は無いですが、状況に応じてフレキシブルに対応し、部のマネジメントも挑戦を重ねていくつもりです。

―最後に、部署がめざす将来像と求める人財についてお聞かせください。

渡邊 今後、SBOMは世界的にもさらに重要視されていくと予想しています。現状でも私たちはSBOMの専門家集団として高い評価を受けていますが、将来的には私たちが発信した情報が世界のスタンダードとなるほどの第一人者となり、トップを走っていきたい。そんな夢を描いています。私たちは自分たちが描いた未来を信じて進んでいますが、それが正しいのかどうかは誰にもわかりません。私たちの夢に共感しながらも、新たな視点を提供してくれる人財を求めています。

本瀬 前述のとおり、ITエンジニアリング部は最新のトレンドやニーズに基づいたソリューション・サービスの提供を行っており、部としては、一人ひとりが社会の課題を自分ごととして捉え、変化を恐れずに成長していける組織をめざしていきます。そのため、新しいことに常に興味を持ち、果敢に挑戦できる人財をお待ちしています。

久保田 担当するジョブ管理製品を引き続き成長させていくことはもちろんですが、最近では新サービスへの取り組みも始まっています。そのためには、これまでの製品開発で培ってきたものとは違う、新たな知見が必要となります。サービスの事業化や事業立ち上げの経験がある方にも、ぜひ仲間に加わっていただきたいです。

※文中の会社名、商品名は各社の商標、または登録商標です。

※1詳細は下記よりご覧いただけます。
https://www.hitachi-solutions.co.jp/company/vision/

当社採用情報については、下記もご覧ください。 
■新卒採用サイト 
ひとと、ソリューション。|日立ソリューションズ新卒採用 (hitachi-solutions.co.jp) 
■キャリア採用サイト 
キャリア採用|日立ソリューションズ (hitachi-solutions.co.jp) 
■採用パンフレット デジタルブック 
Recruiting Guidebook「VOICE」 (hitachi-solutions.co.jp)